住まいのプロフェッショナル
防水工事Construction
防水工事とは
防水工事は、建物の風雨にさらされる部分に防水処理を施し、雨や雪が建物内部に侵入するのを防ぐための工事です。
私たちの住まいを強い日差しや雨風から守ってくれる屋根や屋上、外壁、ベランダなどは、年数が経つにつれて防水効果が薄れていきます。
中でもやっかいなのが、雨漏りですが、建物全体を定期的に点検とメンテナンスを行い、予防していくことが大切です。
塗料について
防水塗料は4種類の合成樹脂に分類されます。防水塗料は防水機能が高く、屋外や建物などに幅広く活用されています。弾性が強く、柔らかい性質があり、塗装面のひび割れを埋めてくれるだけでなく、塗装後は雨水の侵入を防ぐ効果があります。施工方法はFRP防水や塗膜防水(ウレタン防水)、シーリング防水などですが、傷んでいる部分の下地調整をして古い防水層なども一度取り去り、その上で必要な部分に新たな防水を行う必要があります。 例えば、塗膜防水(ウレタン防水)の場合、防水層を二度塗らなければ十分な効果が期待できません。
保証
施工によって保証内容や期間が異なりますので、
よくある質問Q&A
Q屋根の耐用年数はどのくらい?
屋根の耐用年数は屋根材によって違ってきますが、スレートで約10~35年、日本瓦で約39~60年、セメント瓦で約29~40年、ガルバリウム鋼鈑で約20~40年、トタンで約6~20年になります。
屋根材の中では、日本瓦が最もメンテナンスがいらないといわれていますが、漆喰部分の劣化や台風や地震などの影響で割れることもあります。
一般的な耐用年数にこだわらず、定期的なチエックが必要です。
価格と見積もり例のご紹介PRICE
屋上でのウレタン防水の価格と見積もり例
料金表
通気性を良くしてくれる通気緩衝工法と相性が良いです。
屋上でのウレタン防水工事の見積もり例は、下記の通りです。
見積もり例
見積もり例では、総合金額は約80万円となっています。
屋上のウレタン防水を考えている人は、外壁塗装も一緒にすると建物全体のメンテナンスできるので安心です。
ベランダでのウレタン防水の価格と見積もり例
密着工法は、既存の下地に補強布を貼って直接ウレタン防水材を塗ります。
料金表
ベランダでのウレタン防水工事の見積もり例は、下記の通りです。
見積もり例
まずは、業者にメンテナンスする場所を確認してもらいましょう。
シート防水の価格と内訳
シート防水は、塩ビなどの防止シートを貼り付ける工法で、工数が短いのが特長です。
貼り付けるだけで防水性を得られるので、工期をとにかく短くしたいという人に採用されます。
料金表
よって、施工を依頼する時は、シート防水の工事経験豊富な業者に依頼しましょう。
シート防水工事の内訳は下記の通りです。
内訳
基本的に単価はおなじですが、機械固定工法は脱気筒という部材を使用するので、
費用が若干高くなります。
■ 密着工法・機械固定工法の単価はほぼ同じ
密着工法はウレタン防水でも利用されている工法で、費用を比較的に抑えられますが、
機械固定工法との費用差は大きくありません。
工事する場所が既に雨漏りしている場合は、下地の湿気を逃がすことができる機械固定工法が
おすすめなので、費用総額の観点だけで判断しないようにしましょう。
FRP防水の価格と内訳
FRP防水はポリエステル樹脂を塗装して、 ガラス繊維のマットで補強してトップコートで仕上げます。
料金表
FPRは軽量ですが、 充分な防水性と耐熱性をもっているので、
しっかりメンテナンスしたいという人におすすめです。
■ ベランダでのFRP防水の単価は6,000~8,000円/㎡
FPR防水は主にベランダで採用されることが多く、単価は6,000~8,000円/㎡となっています。
プラスチック材料の中でも衝撃性に強く、耐水性や成形性が良いFPRはベランダ・バルコニー床に最適です。
しかし、FPR防水は紫外線に弱いので、場所によっては採用出来ない場合もあるので注意しましょう。
料金表
内訳
しかし、耐用年数が10年前後と長い期間メンテナンスの必要が無いので、
長期的にみるとお得になるケースもあります。
施工費用について
瓦の葺替費用は100~266万で、耐用年数は50~60年になります。
屋上防水(シート防水)は、1㎡辺り:4,000円~で、耐用年数は13年程度となります。
屋上防水(ウレタン防水)は、1㎡辺り:4,000円~となります。